ブッダガヤ便り-グレート・ブッダ・スタチュー・ロード-
その3:”地元紙からみたDaijokyo ”
△パトナ「ヒンズスタン」紙に載ったインド釈迦堂の写真.
別院前の通りの名が改められる程、地元ブッダガヤにおいてインド大仏の知名度が上がってきました。別院のスタッフの話では、ブッダガヤでは大乗教インド大仏は80フィート大仏という愛称で呼ばれており、街でリキシャに乗り込み「80フィートへ行ってくれ」と言えば、大乗教の前まで連れていってくれるようです(次回訪印の際にお試し下さい)。そして、徐々にではありますが、人々の関心は大仏を建立した大乗教そのものに向いてきているように感じます。例えば、今年2月のパトナの地元紙「ヒンズスタン」には、写真1の様な記事が掲載されました。<以下記事の抄訳>
題:インドと日本の繁栄の象徴―大乗教インド別院
大乗教インド別院はインドと日本を結ぶ絆であり、繁栄の象徴であります。この寺院は1983年大乗教によって建立され、グヤニ=ジャイル=シン・インド大統領(当時)ご臨席のもと落慶式典が執り行われました。大乗教は日本の大乗仏教の伝統に連なる教団であり、1914年に故杉山辰子師によって設立されました。現在大乗教は全世界に120の支部を持ち、大乗教総本山が本部であります。この教団は1976年、名古屋市に壮麗なパゴダを建立しております。(中略)
大乗教の信徒はほぼ毎年ブッダガヤを訪れ、インドの人々と宗教的、文化的交流を深めています。また大乗教インド別院は宗教的活動だけではなく、日曜学校や職業訓練教育など社会的活動も活発に行なっています。(以下略)