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ブッダガヤ便り-グレート・ブッダ・スタチュー・ロード-
その4:”国内での広宣流布とインド大仏 ”
建立からはや15年、地元ブッダガヤにおいて受容され、大乗教の広宣流布の一翼を担っているインド大仏の現在を先回までの記事でご理解頂けたと思います。ただ、ひとつ忘れてはいけないことは、インドにおける大仏の知名度の向上は決してインド国内に留まることはなく、日本国内においても我々の広宣流布を後押しするものだということであります。
△写真1 正進社『社会科資料集6年』表紙.
例えば、写真1は正進社という東京の教科書会社から今春発行された小学校6年生用の社会科資料集です(正進社『社会科資料集6年』平成16年発行)。中を見ると、“世界の大仏”として奈良の大仏、鎌倉の大仏、そしてタイ・バンコクの大寝釈迦仏(ワット・ボー)と同じページに取り上げられています(写真2)。掲載の理由として正進社の方は、大乗教インド大仏はインド国内で最大であり、世界的に見ても石づくりの大仏というのは大変珍しいことをあげておられました。また延べ12万人もの人々が約7年かけて完成させたという事実も子供たちも感動を与えるであろうとのことでした。
△写真2 正進社『社会科資料集6年』より.
△写真3 正進社『社会科資料集6年』より.(参考:
大乗教インド大仏は高さ25メートル.)
現在は国際化、情報化社会と言われ、この教科書会社も大乗教のホームページ(http://www.daijokyo.or.jp)を見てインド大仏に興味を持ったそうであります。インドの活動は“海外”であり、国内の広宣流布と別個のものだと考える時代は既に終わっているのであります。
ちなみに、現在日本国内の書店で売られているインド旅行ガイドブックの殆どがブッダガヤの項で大乗教インド別院とインド大仏を紹介しております(例:JTB『ワールドガイド・インド』2002年発行)。
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