<チベットの大僧正ダライ・ラマ14世による大仏性入れの儀式が営まれた> |
チベット人から一般にイーシールノウ(観音)と尊称されるダライ・ラマは、その言葉通り代 々、観音菩薩の化身とされ、現在は第14代目にあたる。 かねてより大乗教は、ダライ・ラマ14世をチベット宗教界の最高責任者としてのみならず世界の精神的指導者の一人としてインド大仏開眼法要に招請を願い、法要の第一日目の序幕を前に一時間半にわたって性入れ読経を厳修していただいた。
1989年度のノーベル平和賞を受賞されたが、その他にも平和勲章(モンゴル)、自由人権財団賞(スイス)、アメリカ議会人権賞など、その平和運動を認められて幾つもの賞を受けており、世界平和を祈念して建立されたインド大仏に最も相応しい人物といえよう。 |