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スジャータ村における医薬品配布活動
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大乗教ヘルスケアセンターはインド別院近郊のスジャータ村(ヒンズー教徒はバクロール村と呼称)に設置されています。この村は6年間の苦行の為、やせ衰えたお釈迦様に乳粥を献じたスジャータという村娘の名に由来しています。乳粥を飲み干されたお釈迦様が体力を回復され、ついには菩提樹の下で成道されたことから、スジャータは仏教徒にとっての大恩人といっても過言ではないでしょう。実際、スジャータの乳粥供養の事蹟を記念した祠堂も建立されています。 ところが現在のスジャータ村に住む人々はあまりに貧しく十分な医薬品を入手することが出来ません。約2500年前お釈迦様が受けた御恩に対して現代に生きる私共が直接かの村娘スジャータに報いることは出来ないが、せめて現在のスジャータ村に住む人々に無料で薬を配布することによって、かつての御恩に、仏様に成りかわって報いて行かなければならない、大乗教はこの様に考えて医薬品配布活動を展開しています。
目下のところ、毎週日曜日と水曜日に診療所を開いており、一週あたり約250名程の村人が訪れます。風邪、眼病、皮膚病、関節炎、腹痛、下痢、マラリアetc.と様々な病気の方が来られますが、中には肺結核(TB)、ハンセン病等の重病患者が来られることもあります。現在のスタッフと提供できる薬の状況では、これらの重病患者には対応できない為、医師が診断書を発行し、ガヤ市内の病院で治療を受ける様勧めております。但し、ガヤ市内の病院では医療費がかかるので多くの重病患者はそのまま治療を受けないこともあり、私共にとっての大きな課題となっています。
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