仏舎利殿内において灯り続ける釈尊御聖火
「釈尊御聖火」とは、2007年11月の大乗教インド大仏20周年を記念して、お釈迦さまの重要な7つの聖地、すなわちルンビニ、ブッダガヤ、サルナート、クシナガラ、ヴァイシャリ、竹林精舎(ちくりんしょうじゃ)、霊鷲山(りょうじゅせん)を巡拝(じゅんぱい)して採火された灯明と、大仏20周年記念の灯明をあわせて始められた御聖火であります。
日本への奉迎は、2008年4から5月にかけて実施されました。ブッダガヤの大乗教インド別院よりインド、ガンダーラ、シルクロード、中国大陸を経由し約8500kmを陸路で移動。また、上海より神戸港までは船で移動し、総距離数約1万キロを20日間かけて総本山にもたらされました。その奉迎ルートは、いわゆる大乗仏教の東漸(とうぜん)の道、玄奘三蔵の求法(ぐほう)の道と合致しています。
聖仏舎利塔仏舎利殿で永久に灯される釈尊御聖火は教主釈尊と大乗教の永遠の縁を(えにし)あらわしているのです。
関連情報:インド大仏20周年記念法要並びに釈尊御聖火採火式
釈尊御聖火お迎えの旅(ルート、奉迎の記録など)
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